次の日は、朝三時起き!・・・山の朝は早いのです。
朝日の出る前に出発します。
テントをわざわざ撤収してまた持って歩くのは大変ですが、この日は縦走じゃなくてピークハントなので、最低限の荷物だけ持っていく。
夏の登山は、いかに涼しくて快適に歩ける早朝に出発するかが結構なポイントなので、朝の起動が自由にできるテント泊はマジでおススメです💖
少しずつ、夜が明けていきます。
山に朝日が当たり、光の道のような筋ができます。それを、“モルゲンレート”とかなんとか言ったりします。
その景色は、いつ、どこで見ても素晴らしい。
剣沢キャンプ場から、小一時間で剣山荘。
そこから30分前後で、剱岳の稜線、“一服剱”。
一気に壁のような標高差をよじ登ります。
ここから先は、明るくなり手元・足元がしっかり見える状態になってからの出発がオススメ。
自分の安全もさることながら、落石を起こしやすいので、運悪く他人に当たって殺してしまうかも…!?
…なんて怖がってたら山登りなんてできないですが、いろんなリスクを避けて、避けて、とにかく避けて困難に挑戦するのが登山という基本がわかっていれば大丈夫です。
岩にへばりつくように鎖が付いていて、高度感もあってコワイ!
“カニのたてばい”と呼ばれている難所。ここは昇りと下りでルートが分かれます。
基本はクサリを頼らずに自分の手と足を使うべし。
切れたらどうする・・・というリスクを考えておくのが大事。
怖がって身体がすくむと、思うように動けなくなるので慣れや経験が大事です。
やったぜ!山頂〜〜〜v(´・∀・`*)v
重〜いザックを置いてきて、ウエストポーチだったので超身軽で良かったです♪
しばらく絶景を楽しみながら、コーヒーなどを飲んで休憩。
午後は天候が悪化するのがセオリーなので、ゆっくりしすぎないように☆彡
下りの難所は“カニの横ばい”!
その名の通り、横歩きをするっきゃない。
上からだと足場が見えなくて怖いし難しいので、上級者に先に行ってもらって足場がどの辺にあるか指示してもらうとスンナリ行けます。
この日は天気が良すぎてもう、景色が素晴らしすぎる・・・・

途中の小屋で中華丼を食べさしてもらって元気を回復し、キャンプ場まで急ぎ目に下ってテントを回収する。
サヨナラ剱岳・・・・またね!
私が疲れて剣御前小屋で休んでいると、ダンナは元気が有り余っているらしく1人で走って剣御前に登頂して、走って帰ってくる…
うちのダンナは、重い荷物を持っていてもトレランと変わらない速度で歩いてしまう超人です。
青天の絶景を見ながら歩きます♪
この日の夜は、雷鳥沢キャンプ場でまたまたテント泊。
雷鳥ヒュッテで温泉をいただき、ダンナの生ビールを少し分けてもらい、幸せ度200%!!!
※“バスタイムカバー”を忘れてしまったので、腹巻きで傷痕を隠し、タオルと湯けむりで誤魔化しました。
次の日は立山を登ります(^^♪

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