私は乳ガンと言われた時も、この年齢では淡々と受け入れ、さっさと治療を選択したほうだと思います。


でも、私がここまで前向きに生きられているのは、自分自身の強さだけではありません。


だって、もし旦那がいなかったら、治療しなかったかもしれないので。


別に、あたし運良いしそんなすぐ死なないでしょ💨という感じで、わざわざ痛そうでお金のかかりそうな治療をしないかも。


自分を大切に思ってくれる人がいなかったら…。

命よりも、おっぱいを守ったかもしれません。

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↑命短き、可憐な高山植物。


乳ガンかも…と打ち明けた時の旦那の落ち込み様はひどかったです。


でも、そんな心配性の旦那のおかげで、一人でお医者さんにそれを聞いた時、自分のショックよりも「旦那に言ったら心配しすぎて死んじゃうかもしれないなー💦」という心配が先行し、“なっちゃったものはしょうがない、一刻も早く治さないと”とすぐに思えました。


昔から、普段から、いつでもどんな時でも一番に心配してくれて、本当に全力で助けてくれるのです。


自分を大事に思って行動とか心配をしてくれる人のために、人間はがんばれるのかなぁと最近思います。


とてもマイナス思考な旦那だから、私は逆にどんどんプラス思考になります。


心配して、眠れなくて、食欲がなくて顔色の悪くなっていく旦那。

どっちが病人やねん(笑)


そんな旦那を安心させたくて、どんどん余計なことを考えなくなり、根拠のない自信で楽天的&タフな患者になっていきます。


こういう、誰でも重いとわかる大病になったら、“余計なことを考えない”時間がとても大事だと思います。


私はそれが、友達5~6人と一緒に行く海外旅行や、圧倒的な雄大さで立ちはだかる素晴らしい山の登山なんですが。 


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↑去年の裏銀座縦走、雲ノ平です⛰️変なポーズ(;´∀`)


体力的にも技術的にも大変で気を抜けないレベルの登山では、余計なことなんか考えてる場合じゃありません(笑)


自分の能力ギリギリかそれよりちょい上くらいのハードな運動や困難や冒険は、自分を心身ともに強くします。


定期的に目的を達成することは自信につながり、それをほめたり、びっくりしたり、喜んでくれる人がいたら最高です。


女性は、ほめられて伸びるタイプが多いと思うので(笑)

病気になっても自分を肯定してくれる人が、どんなに素晴らしく、生きる力を与えてくれることか。




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